小野 聖兒さん

通常、トマトは熟す前の青いタイミングで収穫し、流通の段階で赤く色付けをさせていきますが、当園では完熟してから収穫をしています。木になったまま熟したトマトは、糖度が高く、甘くて食べやすい特徴がありますが、流通させられないものが多く出るのが悩みでした。

若井 克司さん

砂地の土地で、季節ごとにいろいろな野菜を栽培しています。土づくりにこだわり、粉砕したトウモロコシを肥料として使用。規格外のため市場や学校給食に出せず、行き先に困っていたじゃがいもをカルツォーネの生地に、白瓜とサツマイモをピクルスに使ってもらっています。

出店 宏明さん

標高300m、寒暖差と肥沃な土に恵まれた三原市久井町で、農薬や化学肥料をできるだけ使わずじゃがいもを作っています。栽培しているのは、コクと甘みがあり、舌触りがなめらかなデジマという品種。天候や鳥獣被害の心配も多いですが、組合員一丸となり頑張っています。

向田農園 向田 雅之さん

土耕栽培で、大玉トマトを作っています。太陽の光を浴びて自然の力で育つため、トマト本来の味が引き出され、味が濃く、酸味と甘みのバランスが抜群です。収穫されるトマトの2～3割が形や傷のせいで破棄されていたので、トマトを活用してもらえると聞き感動しました！

西本 由佳さん

アスパラガスの栽培は、水分管理が大事。毎日、土を握りながら、水分量をチェックしています。春に収穫するものは、太くて、甘み重視。夏に収穫するものは、細めで、歯ごたえが楽しめます。規格外で出荷できなかったアスパラガスがおいしい商品になり、うれしいです。